BTSジェイホープが語る―音楽、軍服務、そしてBTSの未来

 

photo by instagram/@uarmyhope

BTS（防弾少年団）のメンバー、ジェイホープ（J-HOPE）が最近のインタビューで音楽に対する揺るぎない信念と軍服務後の変化、そして今後の活動への期待感を語った。

ジェイホープは米エンタメメディア「People」とのインタビューで、「今も変わらず持ち続けている信念があるとすれば、それは自分が心から“良い”と感じた音楽は、必ず人にも伝わるということ」と語り、「だからこそ、自分の物語を語るときは常に正直でありたいし、音楽を作るときこそが最も真摯な瞬間」と表現した。

7月11日に発売されるキーホルダー型アルバム『Charm of HOPE』は、そんな彼の誠実さと成熟が色濃く表れた作品と評価されている。ジェイホープは「軍服務を終えた後、ソロアーティストとして何を表現したいのかがより明確になった」と述べ、「その表現の中心には深まった成熟と内面的な成長というテーマがある」と説明した。

収録曲「Killin' It Girl」については、「誰かに強く惹かれる感情の高まりを表現した楽曲」とし、「大胆で官能的な雰囲気の中で、何度も聴きたくなるようなエネルギーを届けたかった」と明かしている。

BTSは2022年6月にグループ活動の一時中断とメンバー全員の兵役履行を発表。その間、ジェイホープはソロとして活動を続け、自身の音楽性を深化させてきた。彼は「常に正面から向き合い、自ら体験し学ぶスタイル」だと自己を分析し、「やってみなければ分からない」という韓国のことわざを引用して、自身の人生観を語った。

そして、メンバー全員が軍務を終えた現在、ジェイホープは「ソロツアー中もグループツアーのことが頭をよぎった。すべてを一人で担ってきたからこそ、再びチームでステージに立つときには、これまでとは違う感情が湧くはず」と、BTS再結成への期待をにじませた。

最後に彼は、「自分はまだ成長中であり、これからも学ぶべきことが多い。その過程を音楽を通じて語り続けていきたい」と力強く語り、今後の活動に対する意欲を示した。