韓国IT(情報技術)大手のNHNは24日、日本の総合エンターテインメント企業・KADOKAWAと協力し、人気アニメ『推しの子』の知的財産(IP)を活用した新作パズルゲームを共同開発し、グローバル展開を目指すと発表した。
『推しの子』は2020年より連載が始まった同名漫画を原作とし、アニメ化以降、日本はもちろん、韓国、北米、ヨーロッパなど世界各地で大きな人気を博している。斬新な設定と映像演出が評価され、国際的なファン層を築いてきた。
今回の協業では、KADOKAWAが原作IPの提供と日本国内でのパブリッシングを担当し、NHNがゲーム開発と全世界の配信を担う。この新作は、日本市場を含むグローバルゲーム市場をターゲットに、複数のプラットフォームでリリースされる予定だ。
24日には、ゲームの公式ティザーサイトも公開され、今後は対応国やリリース日程などの詳細が順次発表される。また、アニメ『推しの子』の第3期放送が2026年に決定しており、ゲームとの相乗効果も期待されている。
NHN関係者は「世界中のファンが愛する『推しの子』をゲームとしても楽しんでいただけるよう、原作の魅力を活かしつつ、パズルゲームならではの面白さを加えて制作している」とコメントした。