BIGHIT MUSICが2025年夏、BTS(防弾少年団)、TXT、そして6年ぶりとなる新ボーイズグループの連続カムバックを通じて、グローバル音楽市場に強力なインパクトを与える“夏のカムバックラッシュ”を本格始動させる。
カムバックラッシュのトップバッターはBTS。7月18日午後1時(韓国時間)、グループ初となるライブアルバム『PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LIVE』を全世界で同時発売する。この作品は2021年から2022年にかけて行われたグローバルツアーの熱気と感動をそのまま収めており、ARMYにとって特別な思い出を甦らせる内容となっている。リリース後、BTSは米国で集結し、2026年春に発表予定の新アルバムとツアーの準備に取りかかる。
次に続くのはTXTだ。7月21日午後6時、4枚目の正規アルバム『星の章:TOGETHER』をリリースする。タイトル曲「Beautiful Strangers」はトラップベースのヒップホップナンバーで、“異なる存在の美しさ”をテーマに掲げている。これまで展開してきた「夢の章」「混沌の章」「名前の章」に続くTXTの世界観が、この“星の章”をもって完結する形となる。さらに本作にはメンバー各自のソロ曲も収録され、アーティストとしての多彩な個性が発揮される予定だ。
そして8月18日、BIGHIT MUSICが6年ぶりに披露する新ボーイズグループがデビューする。マーティン、ジェームズ、ジュフン、ソンヒョン、ゴノの5人からなるこのチームは、全員10代で構成されており、フレッシュなエネルギーと若々しい感性で“末っ子レーベル”らしい魅力を発揮する。
注目すべきは、彼らが単なるパフォーマーに留まらず、“ヤングクリエイタークルー”として音楽・振付・映像制作などに積極的に参加している点だ。固定ポジションに縛られず、共同制作という新しいスタイルで創作に取り組むこの試みは、次世代アーティスト像として高い関心を集めている。マーティンはTXTの新曲「Beautiful Strangers」に作曲者として参加し、ジェームズは過去に「Deja Vu」や「Miracle」の制作や振付にも携わるなど、すでに先輩アーティストとの深いコラボレーションを築いている。
世代を超えて音楽的世界観をつなぐBIGHIT MUSICの戦略は、この“夏のカムバックラッシュ”を通じてその真価を発揮し、グローバル音楽シーンに新たな旋風を巻き起こすことが期待される。